田舎や地方のガールズバーは、都心部のガールズバーに比べていまいち楽しめないなぁと思っています。
もし、田舎や地方のガールズバーの関係者の目に止まったら気を悪くさせるかもしれないエントリーです。
しかし、これはガールズバーという業態として「田舎の店じゃ面白くならないよね」という事実なので仕方ありません。
もちろんこれは一般論です。
田舎でも面白いガールズバーはあると思いますし、都会でもつまらないガールズバーもたくさんあります。
ガールズバーを全体的に評価すると、田舎や地方の店はクオリティが下がる傾向にあるのは事実だと思います。
日頃、都心部でガールズバーを楽しんでいる人が地方で飲むと「アレ?」と感じるでしょう。
田舎や地方で呑む機会があれば、ガールズバーではなくスナックやクラブ(キャバクラ的な)で飲んだ方が楽しめる可能性が高いので、そちらをおすすめしておきます。
では、なぜ田舎のガールズバーは微妙なのかという話を進めるのですが、その前に証言の信頼度として、僕の田舎飲みキャリアを紹介。
思い返せば、昔から女性が居る店で飲むのは好きだったようで、18?20歳からスナックや女の子がいるBARに毎週通ってました。
年数としては10年以上になりますね。
そのうち半分くらいが東京です。
残りの半分は転勤などで、4~5ヶ所くらい地方に住んでいました。
ですので、ちょっと出張や旅行で田舎で飲んだことがあるだけではなく、ちゃんと各地方に1年とか2年とか住んだうえで飲み歩いた経験があります。
旅行で行きがちな大阪とか名古屋とか福岡とか札幌とか、そんな大都市だけじゃありません。
「仕事で強制されなきゃわざわざそんなとこ住まないよね」という地域にも住んで飲んでます。
それなりにいろんな地方で飲んだ経験をトータルで考えてみると、やはり田舎のガールズバーはつまらないです。
田舎や地方ではガールズバーがつまらない訳
田舎はまだガールズバーが馴染んでいない
田舎のガールズバーがつまらなくなる原因ですが、単純に言うとまだガールズバーという業態が田舎に馴染んでないからです。
ガールズバー自体は2007年頃から広がり始めた飲み屋さんのスタイルです。
まだ全国で一番早い店でもまだ10年ちょっとなんですね。
当然田舎だと、ガールズバーが出来てからもっと年数が浅いはずです。
故に、田舎や地方のガールズバーはまだまだ飲み屋としての完成度が低いです。
ガールズバーの店舗数が少ない
田舎はガールズバーの件数が圧倒的に少ないです。
これは、都会に比べて少ないという意味もありますし、田舎にあるスナックやクラブと比べて少ないという意味でもあります。
田舎や地方というのは、たくさんの新規のお客さんや観光客・出張客に対応する機会が少なく、大部分が地元のおっさん相手の商売です。
それゆえ、はっきり言って昔からあるスナックやクラブで飲み屋さんは事足りています。
わざわざガールズバーを出店する必要性も薄いし、勝算も微妙だと思います。
おっさんは安く飲めて女性にセクハラできるスナックやクラブの方が好きなので。マジで田舎はこういう民度の低いおっさんがまだまだいます。
だから、田舎にガールズバーがあったとしてもまだまだ店舗数は少ない。
店舗数が少ない=競合が無いです。
店同士で競い合うことや、参考にし合うことも無いので、サービスのレベルは当然上がりません。
ガールズバーに来るお客さんの数が少ない
そして、都会と比べて客も少ない。圧倒的に。
さばく客数が少ないのは、接客の練度に影響します。
女の子も男性スタッフや店長も、全員が経験値不足です。
マニュアル化されているはずのコンビニの店員さんでも、田舎のアルバイトさんと都会のアルバイトさんを比べると接客レベルが全然違います。
たぶん、会計のスピードとか2倍くらい違う。
それと一緒で、なんかもういろいろと接客レベルが低いです。
閉店時間が早い
ガールズバーのくせに3時に閉店します。
基本、5時まで飲んで、6時から朝ガールズバーに行っていた僕みたいな人間からすると不完全燃焼です。
アフターが無い
都会のガールズバーのように、朝5~6時までの営業だから「さすがにその時間からアフターしない」というのならわかります。
田舎のガールズバーは2時とか3時とかに閉店するくせに、アフターに消極的なイメージです。
まぁ、もともとスナックやキャバと違ってお客さんに深入りしなくていいからガールズバーで働いているという人も多いでしょうから仕方がありません。
お酒を飲まない
車で出勤してきてますからね。なので、当然一緒に飲むのに消極的な人も多い。
多分、普通のBARのバイトくらいの感覚で働いているのでしょう。
常識は人それぞれなので否定はできませんが、正直「ガールズバーなめてんの?」って思うシーンがちょくちょくあります。
完全に接客スキルが無いし、頑張って稼ぐ気も無い、田舎の女子にジュース飲ませて金取られる感じです。
なんというか、ライトなパパ活的な。
悪くいうと、こちらは全然楽しくないのにボランティアで知り合いでも友達でもない女の子に金だけ払ってるみたいな気持ちになります。
ガールズバーではなくスナック・クラブで飲んだ方がいい理由
田舎のガールズバーの気になるところをいろいろ上げましたが、それを踏まえてスナックをおすすめする理由。
都会でしか飲んだことが無い人だと、スナック=おばあちゃん的なイメージかもしれません。
しかし、田舎においてはそもそも数年前までガールズバーは無かったわけで、キャバも少なく、クラブとスナックが中心です。
つまり、スナックとクラブが若い女の子が働く店です。
ですので、ガールズバーの女の子の方が若いとか、かわいいということは田舎ではありません。
そして極めつけはガールズバーの料金です。
田舎のガールズバーの不思議なところは、上に書いたようにだいぶサービスのクオリティが低いわりに、都会と同じ金額するんですよ。
1セット3000~4000円。女の子のドリンクが800円くらい。
シャンパンなども東京とほぼ同じ値段で出しています。不思議。
だったら、同じ4000円でちゃんと接客してくれるスナックの方がいいに決まっています。隣に座りますし。お通しとか、チャーム(おつまみ)とか出るし。
しかも、女性もハウスボトル飲めるので、女の子のドリンク代はガールズバーより安い。
まとめると、田舎でガールズバーに行くメリットが今のところ見当たりません。
もちろん例外はあるでしょう。
ただ、僕がいろいろ飲み歩いた経験値からするとこうなりますので、ガールズバー好きが田舎で飲むときは参考にしていただけると幸いです。