「ボトル入れたほうがお得なのかな」と思いつつ、値段が分からないから結局1杯ずつ注文している——そんな経験はありませんか?
ガールズバーのボトル価格は店頭に明示されていないことが多く、スタッフに聞くのもなんとなく気が引ける。かといってネットで調べても、具体的な銘柄ごとの相場がなかなか見つからないのが現状です。
この記事では、角瓶・吉四六・テキーラなど主要銘柄の価格相場を一覧表で整理しました。さらに「何回通えば元が取れるか」の損益分岐シミュレーションや、割り物代・氷代といった見落としがちな隠れコストまで網羅しています。
読み終える頃には、自分の通い方でボトルキープすべきかどうかを具体的な数字で判断できるようになります。
💡 結論を先に言うと、ボトル値段は小売価格の3〜4倍が相場。月2〜3回以上通うなら、1杯ずつ注文よりトータルでお得になるケースがほとんどです。
ボトルキープとは?ガールズバーでの仕組み
ボトルキープとは、お酒のボトルを購入して店に預け、来店時にそのボトルからドリンクを作ってもらえるシステムです。居酒屋やスナックでおなじみの仕組みと基本は同じですが、ガールズバーでこのサービスを提供している店舗は限られています。
ボトルキープの基本的な流れ
ボトルキープは先払い制です。初回はボトル代金がかかるため高額に感じますが、複数回に分けて飲むことで1杯あたりの単価を下げられるのが大きなメリットです。
基本的な流れ:
- 初回来店時に好みのお酒のボトルを購入
- ボトルにお客様の名前が記載された札が付けられ、店内で保管される
- 次回以降の来店時には、自分のボトルからドリンクを作ってもらえる
- ボトルがなくなったら新たに購入するか、別のドリンクを注文する
🗣️ 注文時の会話例
- スタッフに「ボトルを入れたいんですが」と伝える
- メニューから銘柄を選ぶ(おすすめを聞いてもOK)
- ボトル代金を支払う
- 名前を書いた札がボトルに付けられ、店内の棚に保管される
- 次回来店時「ボトルお願いします」と言えば出してもらえる
ガールズバーでボトルキープできる店の特徴
ボトルキープを提供しているガールズバーには、いくつかの共通点があります。
店舗の特徴:
- 比較的スペースに余裕がある大型店
- 長期滞在型の営業スタイルを持つ店
- 常連客を大切にする顧客維持重視の経営方針
- 裏方スタッフ(店長・黒服等)が充実している
- 会員制や顧客管理システムが整備されている
ガールズバーでボトルキープを提供している店は少数ですが、定期的に通う予定がある場合や、お気に入りの店を見つけた場合には、ボトルキープの有無を確認してみる価値があります。
キャバクラ・スナックとの違い
ガールズバーのボトルキープは、他の業態と比較していくつかの違いがあります。
| 業態 | ボトルキープの普及度 | 特徴 |
|---|---|---|
| キャバクラ | 一般的 | 店長・黒服などの裏方スタッフが多く、ボトル管理体制が整っている |
| スナック | 一般的 | ボトルキープ用の特別セット料金を設定している店が多い |
| ガールズバー | 少数派 | 1ドリンク制(ショット制)が主流、ボトルキープは限られた店舗のみ |
| 一般バー | 店による | 割り物が無料のケースが多い |
ガールズバーは**1ドリンク制(ショット制)**で運営されている店が多く、また店舗スペースの関係でボトルを保管する場所が限られるため、ボトルキープを提供しにくい傾向があります。
ガールズバーのボトル値段・料金相場
ガールズバーでは、一般的に小売価格の3〜4倍程度でボトルが提供されます。この価格設定はキャバクラやスナックと同様の傾向ですが、ガールズバーの場合は比較的良心的な価格設定の店が多いのが特徴です。
ウイスキーのボトル相場
国産ウイスキーから海外の銘柄まで、ボトル価格は大きく異なります。
| 銘柄 | 容量 | 小売価格(税込目安) | ガールズバー相場 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 角瓶 | 700ml | 約2,000円 | 6,000円〜8,000円 | 3〜4倍 |
| ジャックダニエル | 700ml | 約2,500円 | 8,000円〜12,000円 | 3〜5倍 |
| 知多 | 700ml | 約6,000円 | 10,000円〜15,000円 | 2〜3倍 |
| シーバスリーガル12年 | 700ml | 約4,000円 | 12,000円〜15,000円 | 3〜4倍 |
| 山崎12年 | 700ml | 約15,000円 | 38,000円〜50,000円 | 3倍前後 |
| 白州12年 | 700ml | 約15,000円 | 38,000円〜50,000円 | 3倍前後 |
| 響 | 700ml | 約16,000円 | 40,000円〜60,000円 | 3倍前後 |
⚠️ 注意点
- 山崎・白州・響は希少価値が高く、店舗によっては取り扱いがない場合もある
- 年代物(18年、21年等)は10万円を超えることもあるため、事前に価格確認を
焼酎(鏡月・吉四六など)のボトル相場
焼酎は比較的手頃な価格帯で提供されることが多いです。
| 銘柄 | 容量 | 小売価格(税込目安) | ガールズバー相場 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 鏡月 | 700ml | 約900円 | 4,000円〜6,000円 | 4〜7倍 |
| 吉四六(瓶) | 720ml | 約2,500円 | 8,000円〜12,000円 | 3〜5倍 |
| 吉四六(壺) | 720ml | 約3,000円 | 10,000円〜15,000円 | 3〜5倍 |
| 二階堂 | 720ml | 約1,200円 | 5,000円〜7,000円 | 4〜6倍 |
焼酎は水割りやお茶割りで楽しむ方が多いため、割り物の料金も考慮する必要があります。割り物については後述の「隠れたコスト」セクションで解説します。
テキーラ・ジンなど洋酒のボトル相場
海外産の洋酒も人気があり、様々な銘柄が取り揃えられています。
| 銘柄 | 容量 | 小売価格(税込目安) | ガールズバー相場 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| クエルボ エスペシャル | 750ml | 約2,000円 | 8,000円〜12,000円 | 4〜6倍 |
| パトロン シルバー | 750ml | 約5,000円 | 15,000円〜20,000円 | 3〜4倍 |
| タランチュラ | 750ml | 約1,500円 | 6,000円〜8,000円 | 4〜5倍 |
| ボンベイサファイア | 750ml | 約2,000円 | 7,000円〜10,000円 | 3〜5倍 |
| タンカレー | 750ml | 約2,500円 | 8,000円〜12,000円 | 3〜5倍 |
| カシス(リキュール) | 700ml | 約1,500円 | 6,000円〜8,000円 | 4〜5倍 |
フルーツ系のリキュールはガールズバーでよく使われており、女性スタッフとの会話のきっかけにもなります。
地域による料金差
ボトルキープの料金は地域によって大きく異なることがあります。
都市別の価格傾向
| エリア | 価格傾向 | セット料金の目安 |
|---|---|---|
| 東京(銀座・六本木) | 都市平均の1.5〜2倍 | 5,000円〜6,000円 |
| 東京(新宿・渋谷) | 標準的な価格設定 | 4,000円前後 |
| 大阪(ミナミ・キタ) | 東京より10〜20%安い | 3,500円前後 |
| 地方都市 | 都心より20〜30%安い | 3,000円前後 |
ボトル価格にもこの比率が反映されることが多いため、同じ銘柄でも高級繁華街と郊外では1.5倍以上の差が出ることもあります。
ボトルキープと1杯ずつ注文はどちらがお得?
ガールズバーでお酒を楽しむ際、ボトルキープと1ドリンク制のどちらがお得なのか、多くの人が疑問に思います。具体的な数字で比較してみましょう。
1杯あたりの単価計算
ボトルキープの価値を判断するには、1杯あたりの単価を知ることが重要です。
📝 計算式
1杯あたりの単価 = ボトル価格 ÷ 取れる杯数
720mlボトルの場合
- 1杯の標準量(ツーフィンガー):約60ml
- 取れる杯数:720ml ÷ 60ml = 約12杯
計算例:吉四六(8,000円)の場合
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ボトル価格 | 8,000円 |
| 取れる杯数 | 12杯 |
| 1杯あたり単価 | 約667円 |
| 1ドリンク制の単価(目安) | 800円 |
| 差額 | 1杯あたり約133円お得 |
何回通えばお得になるかの目安
ボトルキープの損益分岐点を計算してみましょう。
| 銘柄 | ボトル価格 | 1杯料金(目安) | 損益分岐点 | 来店回数目安 |
|---|---|---|---|---|
| 鏡月 | 5,000円 | 600円 | 約8杯 | 3回(1回3杯計算) |
| 角瓶 | 6,000円 | 700円 | 約9杯 | 3回 |
| 吉四六 | 8,000円 | 800円 | 10杯 | 3〜4回 |
| ジャックダニエル | 10,000円 | 900円 | 約11杯 | 4回 |
💡 結論
- 月に2〜3回以上通う予定があれば、ボトルキープを検討する価値あり
- ボトルの保管期限(1〜3ヶ月)内に飲みきれるかがポイント
一人で通う場合とグループ利用の違い
利用スタイルによってもお得さは変わります。
一人で通う場合
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 好みの銘柄を自由に選べる | ボトルを飲みきるまで時間がかかる |
| 常連として関係構築しやすい | 保管期限に注意が必要 |
| 自分のペースで楽しめる | 初期費用が自己負担 |
向いている人:週1回以上通う予定がある、お気に入りの店が決まっている
グループで通う場合
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 短期間で消費できる | 全員の好みに合う銘柄選びが必要 |
| 初期費用を割り勘できる | 名義人(誰のボトルか)の管理が必要 |
| 1〜2回の来店で元が取れる可能性 | メンバーが変わると使いにくい |
向いている人:定期的に同じメンバーで通う、短期間で元を取りたい
ボトルキープの隠れたコストと注意点
ガールズバーでボトルキープを利用する際、ボトル本体の料金だけでなく予想外の追加料金が発生する可能性があります。これらの「隠れたコスト」を事前に把握しておくことで、想定外の高額請求を避けられます。
割り物(水・お茶・ソーダ)の料金
ボトルキープの大きな魅力は自分のお酒を楽しめることですが、割り物には別途料金がかかる場合が多いです。
| 種類 | 相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 水割り用の水 | 無料〜500円 | 無料の店が多い |
| お茶(ピッチャー) | 800円〜1,000円 | 焼酎のお茶割りで使用 |
| ソーダ・炭酸水 | 600円〜1,000円 | ハイボールで使用 |
| ジュース系(コーラ等) | 800円〜1,200円 | カクテル風に |
⚠️ 注意点
- 一晩でお茶ピッチャー2〜3杯使うと、2,000〜3,000円の追加になる
- 割り物無料の店を選ぶとコストを抑えられる
氷代・キャストドリンクの扱い
店舗によって氷やキャストドリンクの扱いが異なります。
氷代
- ガールズバーでは無料の店が多い
- 有料の場合:アイスペール1台あたり500円〜1,000円
- キャバクラやスナックでは氷代を取るケースが比較的多い
キャストドリンクの扱い
| タイプ | 料金 |
|---|---|
| 無料店舗 | 自分のボトルからキャストに提供しても追加料金なし |
| 有料店舗 | キャストドリンク代として500円〜1,000円/杯を請求 |
二重課金(ボトル料金とキャストドリンク料金の両方を請求)となるケースは避けるべきです。ボトルキープを検討する際は、この点についても確認しておきましょう。
ボトルキープ前に確認すべき5つの質問
事前に確認しておくと、想定外の出費を避けられます。
✅ 確認リスト
- ボトルの保管期限は?(1ヶ月?3ヶ月?6ヶ月?)
- 割り物(水・お茶・ソーダ)は有料?無料?
- 氷代はかかる?
- キャストが飲む場合の料金は?
- セット料金は通常通りかかる?
特に「セット料金」については要確認です。ボトルキープを利用しても、基本的なセット料金(テーブルチャージ)は通常通り発生する店舗がほとんどです。
ボトルキープをお得に利用するコツ
ボトルキープは上手に活用すれば経済的にもメリットがありますが、使い方を間違えると逆に損をしてしまうこともあります。最大限お得に利用するための具体的な方法を解説します。
通う頻度と飲む量から判断する
ボトルキープを始める前に、自分の飲酒パターンをしっかり把握しておくことが重要です。
ボトルキープを検討すべき条件
- 同じ店に月2〜3回以上通う予定がある
- お気に入りの銘柄が決まっている
- 保管期限内に飲みきれる量を計算できる
📝 計算の目安
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 720mlボトル | 約12杯分 |
| 1回3杯飲む場合 | 4回で消費 |
| 保管期限3ヶ月なら | 月1回以上通えばOK |
ボトルキープが向かない場合
- 月1回未満しか通わない
- 毎回違う店に行きたい
- 少量ずつ飲むタイプ(1回1〜2杯程度)
常連になることで得られる特典
ボトルキープには、単に価格面だけでなく常連客としての地位を確立するという隠れたメリットがあります。
よくある常連特典
- 🪑 優先的な席確保:混雑時でも座れる
- 👤 スタッフに名前を覚えてもらえる:会話が弾みやすくなる
- 🍹 サービス品の提供:おつまみやドリンクのサービス
- 📢 情報の優先案内:イベントやキャンペーンをいち早く教えてもらえる
- 💰 指名料の割引:一定金額以上のボトルを入れると割引になる店も
イベント時の優遇例
- 誕生日イベント:特別なサービスや割引
- 店の周年祭:キープボトル客限定の特典
- 人気キャストの出勤日の優先案内
ボトルを入れることで**「ただの客」から「顔なじみの常連」**へとステータスが変わり、金銭的な価値以上のメリットを得られることがあります。
よくある質問
- ボトルキープの期限はどのくらい?
-
一般的に1〜3ヶ月程度です。店舗によっては6ヶ月のところもあります。期限が近づくと連絡してくれる店もあるので、事前に確認しましょう。
- 残ったボトルは持ち帰れる?
-
基本的に持ち帰りはできません。ボトルキープは「店に預ける」システムのため、飲みきるまで通うか、期限内に消費する必要があります。
- ボトルキープの特典はある?
-
店舗によっては、指名料の割引、優先的な席確保、イベントへの招待など常連向けの特典があります。ボトルを入れることで「顔なじみの常連」として扱ってもらいやすくなります。
- 他のお客さんとボトルを共有できる?
-
原則として共有はできません。ボトルは名義人専用で、他の人が使う場合は別途料金が発生することがあります。グループで利用する場合は、誰の名義でキープするか決めておきましょう。
- ガールズバーでボトルキープしている店は少ない?
-
はい、ガールズバーは店舗スペースや管理体制の関係で、ボトルキープを提供していない店が多いです。キャバクラやスナックに比べると少数派ですが、常連客を重視する店では導入していることがあります。
- ボトルキープの値段はどう決まっている?
-
一般的に小売価格の3〜4倍程度で設定されています。店舗の立地(都心か郊外か)、グレード、銘柄の希少性によって変動します。
- 角瓶のボトルキープ相場はいくら?
-
6,000円〜8,000円程度が相場です。小売価格(約2,000円)の3〜4倍が目安になります。
- 吉四六のボトルキープ相場はいくら?
-
瓶タイプで8,000円〜12,000円、壺タイプで10,000円〜15,000円程度が相場です。
まとめ
ガールズバーのボトル値段は小売価格の3〜4倍が相場です。角瓶なら6,000円〜、吉四六なら8,000円〜が目安になります。
ボトルキープできる店は少数派ですが、月2〜3回以上通うなら1杯ずつ注文よりお得になります。ただし、割り物の料金やキャストドリンクの扱いなど隠れたコストもあるため、事前に「保管期限」「割り物の料金」「氷代」「キャストドリンクの扱い」「セット料金」の5点を確認しておくと安心です。
お気に入りの店が見つかったら、ボトルキープで常連としての関係を築くのも楽しみ方の一つです。

