ガールズバーを辞めたいけど辞められないでいる人の理由は大きく2つに分かれます。
一つは自分の都合で、そのほとんどはお金です。他に割の良い仕事が無いので、仕方なく働き続けるしかないという状況です。
もう一つはお店側の都合。「○月までは働いてほしい」「今辞められるのは困る」などと要望を突きつけられているので、なかなか辞めづらいというもの。
ケース別に、こういう場合はこうしたらいいよというものをまとめますので参考にどうぞ。
ガールズバーを辞められない理由が自分都合の場合
まず自分都合で辞められない理由はほぼほぼお金です。
ガールズバー一本でやっていようが副業だろうが、ガールズバーの収入に依存している状況だから辞められないということ。
もし、貯金が1億くらいあったらわざわざガールズバーで働いていないですよね。
そして、ガールズバー以外の普通のバイトだと時給や働く条件などがいまいち良くないため、仕方なくガールズバーで働いていると思います。
解決策は2パターン。
- 店を変える
- 別の仕事に変える
これでお金の心配はなく、辞めたい店を辞められます。
別のガールズバーに移る
辞めたい理由がお店の環境で、辞められない理由がお金であれば、店を変えることで解決します。
ガールズバーのような仕事は、一般職と異なり移動は簡単です。
極端な話、今日店をバックレても、明日から別の店で働けます。
実際にバックレるのはあまりよくありませんが。夜の店は横のつながりもあるので、特に同じ地域の別の店で働きづらくなります。できれば円満退社にしましょう。
現在はほとんどの地域・店で女の子が不足していますので、働きたいと言えば即日でも体入に入れてもらえます。
もし辞めたい理由が店要因(店長うざい、給料安い、苦手な女の子がいるなど)であれば店を代えてしまいましょう。
キャバクラとかに移動するのもアリですしね。
入れ替わりが激しい業界なのでその利点を活かしてください。
ガールズバー以外の割の良い仕事を見つける
ガールズバー自体を辞めたい場合。
ガールズバーと同じような条件の仕事は他になかなか見つからないと思います。
カフェなどの時給1000円だとちょっと足りないし、飲食店のバイトは時間的に無理だし、という感じですよね。
時給や働く時間の都合を考えると、やはりナイトワーク(水商売や風俗系)となります。
もしかするとガールズバーより自分に向いている仕事もあるかもしれませんので、女性が働ける高収入バイトを経験してみるのもいいかと思います。
中でもおすすめはチャットレディです。
下手するとガールズバーより稼げます。
- 働く時間がつらい
- 体力的にきつい
- ノルマがきつい
- 人間関係が面倒
- お酒飲みたくない
- セクハラ受けるのが嫌だ
このあたりが辞めたい理由ならチャットレディで全部解決できます。
最大時給7000円の人もいるので、ガールズバーの時給の2000円くらいなら普通に稼げるでしょう。
ガールズバーを辞められない理由がお店都合の場合
お店側から辞めないで欲しいと要求されている場合。
基本的には店と従業員は対等な関係であるべきで、辞めたければ辞めれます。それが労働契約です。
当然、店側は働き続けてもらった方がありがたいので「続けてほしい」と言います。
ただそれはあくまでも要望であって、強制はできません。強制したら法律違反です。
辞める期日を伸ばされる場合
法律上は退職を申し入れてから2週間で退職できます。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
(民法627条1項)
雇用契約時に「2年働く」とか「何年何月まで働く」という契約を結んでいる場合を除いて、2週間前までに退職を告げれば辞めても良いことになっています。
これは即日に辞められるとさすがに雇用した側も困るので、準備期間・引き継ぎ期間として2週間前には告げましょうというルールです。
現実的にはスムーズな引き継ぎを行うために、1ヶ月前に退職の申し出をするのが一般的です。
それ以上辞めるまでの期間を延長するのは店側のただのわがままなので、こちらが要求を呑む必要はありません。
店・女の子に負担がかかるのが申し訳ない
どこの職場でもあるのが「今辞められると人が足りないから困る」問題です。
人員に余裕がない状態で抜けるのは、一緒に働いてきた仲間に負担を押し付けるような形になってしのびなく思うかもしれません。
心優しいあなたはそう感じるのでしょう。
確かに負担はかかるでしょうが、悪いのはあなたではなく店です。
必要な人を集めるのは経営者の仕事であって、いち従業員やバイトの責任ではありません。
たまにニュースで「シフト入れないなら代わりを用意しろ」とか「辞めるなら他の人を紹介しろ」みたいなことを言うコンビニ店長なんかが出てきますが、それは経営者の仕事です。
求人の仕事をさせるなら、本来は求人した分の報酬を支払うべき事案です。
経営者の仕事を無償で従業員に押し付けるのは、言い方悪いですが経営者として無能なだけです。
たかだかバイトの身分で、バイトの給料しかもらっていないのですから、経営サイドがやるべき仕事の責任まで感じる必要はありません。
人がいい従業員が多いので、「店長がそういうなら頑張ります・・」とやってしまいがちです。
それはある意味経営者を甘やかしていることになるので、結局はまた別の従業員が同じ理由で困ることになります。
これがブラック企業体質ってやつです。
やるべき仕事だけやり、あなたの仕事ではないことはやらないでください。
ガールズバーを円満に辞めるために
まずは早めに退職を申し出ておく
ずるずると辞められずにいるのはよくありませんので、とりあえず「辞めます」という告知だけは早めにしておきましょう。
基本的には最悪バックレても問題にはならない業界ではありますが、退職の申し出から2週間以上(できれば一ヶ月以上)たってから動いた方が、法律的に有利です。
ようは、ちゃんと辞める宣言をしてから1ヶ月以上経過していれば、そこで無理やり辞めようが相手は文句を言えない状態になっています。
口頭だと言った言わない問題になるので、メールやLINEなど記録が残るもので「辞めます」と伝えておくことがおすすめです。
だらだらと辞める日を伸ばされるのは良くないので、この時点で辞める期日を確定させて置くといいです。
「来月いっぱいで辞めます」など。
他の収入源を確保
現在の生活がガールズバー以外の収入に依存している場合は他の収入の宛を作りましょう。
他のガールズバーを探すでも、別の仕事を探してもいい。
とりあえず、辞めても生活に困ることが無いようにして置くと、色々と交渉を進める上で有利になります。
働き方のこだわりがなく、とりあえずの収入が欲しいのであれば割の良いバイトとしてチャットレディが人気です。
淡々と辞める
あとは淡々と必要な引き継ぎ等を行って、やるべき仕事だけを済ませれば問題ありません。
ここで予想されるのが「出れるときだけでいいから出勤して欲しい」と、在籍を残すように要求されること。
もちろんそのような条件で納得できるのであればいいですが、いやいや在籍を残す必要はありません。
はっきりと辞めることを告げれば納得してもらえます。
たまたま、あまり良心的でない店で強引に引き止めにこられたりすると面倒ですが、そうなったらもうバックレましょう。
最初に辞めることを伝えてから日数が経過していれば、店側に引き止める権利はありません。
ガールズバーを辞める方法まとめ
- 早めに「辞める」と伝えておくこと
- 辞めても問題ない収入源を確保すること
この2つができていれば何も悩む必要はありません。